エキナセアとは
風邪の治療薬として、ヨーロッパからの移民が到着する前から北米大陸で用いられてきたハーブがエキナセア。
反魂草とも呼ばれる北米原産のキク科の多年草で、紫色の美しい花をつけることから、わが国でも庭に栽培されています。
エキナセアは、もともとはネイティブ・アメリカンの間で傷の治療薬で、ヘビにかまれた傷や化膿した傷など治りにくい傷の治療薬として用いられていました。
1930年代にドイツの製薬会社がこのハーブに注目して研究を進め、感染症とくに呼吸器と尿路の感染症に効果のある薬を開発しました。
エキナセアの主成分であるエキナコシドには、抗生物質と同じように細菌に対する抗菌作用があり、傷にも効き、風邪に対しても効果があります。
もう一つ注目すべき作用として、インターフェロンの産生を促すためではないかとの報告があります。
インターフェロンは、ウイルスに感染した細胞に対して働きかけて細胞のウイルスに対する抵抗力を強めたり、がん細胞やウイルスに感染した細胞を破壊する働きを助ける免疫機構になくてはならない物質です。
免疫力が高まるということは、どのような原因となる病原体が何であろうと治りが早まります。
エキナセアがさまざまな感染症に効果を発揮するのも、なるほどとうなずけます。
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