インスタント食品の摂り方
インスタント食品の代表的なものに、インスタントめんがあります。
以前、小学生が教員室に入ってきて「お湯ください」と言うので、先生が理由を聞いたところ、「カップめんに入れるため」というのでびっくりしたという記事を読んだことがあります。
いくら手軽だからとはいえ、お弁当がわりにインスタントめんを持ってくるような世の中です。
このインスタントめんの成分は、大部分が精製デンプンと化学調味料、食塩で、タンパク質やビタミン、ミネラルはほとんど含まれておりません。
したがって、このようなものばかり長く食べていれば栄養失調は免れず、特にビタミンB1欠乏による脚気症状を起こしかねません。
脚気は進行すれば心臓肥大を起こし、果ては死亡するというおそろしい病気です。
本来、普通の食事としては、このような粗悪な食品は使いたくないのですが、何かの事情で食べる場合には、必ず卵や肉、野菜類をたっぷり加えるようにしましょう。
ほうれんそう、小松菜、ピーマン、たまねぎ、にんじん、キャベツなどの野菜をいためてめんの上にのせ、卵を割り落として食べれば味もぐんとよくなります。
インスタントめんには、かなり多くの食塩が使われています。
一袋で平均5グラムぐらいの食塩が含まれています。
食塩のとりすぎは高血圧の原因になりますし、また塩からい味に慣れるおそれもありますから、高齢者や子供には添付のスープを全部使わないで半分以下に抑えるような配慮が必要です。
これ以外にも多くのインスタント食品には油脂が使われていますが、このような食品の加工に使われた油は特に酸化しやすいので注意しなければなりません。
抗酸化剤が使われていますが、あまり期待はできないようです。
油を加えてあるもの、油で揚げてあるものについては、店で買うとき表示をよく見て、製造後六ヶ月以内のものを選ぶようにします。
新しいものでも、直射日光に当たると酸化が進みますから、店頭での並び方や、買ってきたあとの保存状態にも注意を払います。
酸化が進んだ油脂を食べると、下痢や嘔吐、肝臓障害などを起こします。
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