カミツレとは
カミツレは草丈50cmほどのキク科の2年草。
ヨーロッパ、西アジア原産。
日本でも薬草として広く栽培されています。
9月に種子をまき、翌年の5〜6月頃に開花します。
日本各地では春と秋に2度開花して、見事な白いじゅうたんを敷き詰めたようになりますが、盛夏には枯れてしまいます。
ヨーロッパでは古く紀元前2000年、古代バビロニアですでに薬用として用いられ、ギリシャ時代には、負傷して帰国した兵士たちの傷を癒すための浴剤として使用されていました。
ヨーロッパでは最も一般的な民間薬で、薬局だけでなく食料品店やスーパーマーケットのお茶コーナーでも販売され、風邪をひいたときにカミツレを常用します。
化粧水や入浴剤としても利用されています。
日本には、1818年(文政元年)の6月、幕府は薬草60種類をオランダから取り寄せ、この中にも含まれていました。
カミツレは消炎作用が強く、外用すると皮膚粘膜の炎症に効果があります。
その他、滋養強壮、便秘、下痢、痔、かぜ、ぜんそく、不眠症、神経痛、リューマチ、美容・美膚、腰痛、のどの炎症、口内炎、歯痛などにも用いられます。
お茶代わりに飲んでもよく、皮膚を温かにして美容にとても良いとされています。
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