カロリーコントロールのちょっとした工夫
知り合いの営業マンに、一年ほどかけて体重を10kg近くも減らした人がいます。
半年前に会ったときには、見事な太鼓腹だったのが、ほとんど真っ平近くまで治っていました。
ズボンも二サイズ小さくなったと喜んでいます。
その彼に、いったいどのようにダイエットしたのか尋ねたところ、「ウーロン茶です」という答えが返ってきました。
ウーロン茶では痩せられるはずがありません。
もう少し詳しく開いたところ
「ビールをやめてウーロン茶にしたんですよ。
それから食事の前には必ず二杯ウーロン茶を飲むことにしました。
いやぁ、利きますねぇ」
とのこと。
なるほどこれなら痩せるはずです。
おそらく、お茶でも水でも同じ減量ができたことでしょう。
カロリーの少ない物を口に入れてから食事をすれば、食事の量も減り、結果的にカロリーを抑えることができます。
だからといって水をガブガブ飲んだのでは、胃酸が薄められて消化不良をおこしてしまうかもしれません。
それに夜中におなかがすいて、つい夜食を……なんてことにもなりかねません。
せいぜいコップ1〜2杯が適量でしょう。
大食の傾向がある肥満の人なら、夕食前に飴玉一つ食べるのもダイエットの一工夫です。
口に入れた飴は、あせらずゆっくりとなめるようにします。
飴の糖分で血糖値が上がり、それが満腹中枢に働きかけるので、あまり食べないうちに満腹感に到達することができるからです。
飴玉一個のカロリーはわずかですから、このような利用方法なら気にするほどのことはありません。
肥満は生活習慣病です。
摂取カロリーを少なくする一方で、消費カロリーを少しでも多くするようライフスタイルを変える必要があります。
どんな動作でも、体を動かせば動かすほどカロリーは消費されます。
座るより立つ、立つより歩く、歩くより早足といったことを心掛けましょう。
体重56kgの人が10分間黙って座っているときの消費カロリーは10キロカロリーですが、立っていれば12キロカロリーです。
たった2キロカロリーなどといわないように。
太るのも痩せるのも、日常の小さなことの積み重ねだからです。
もしこの人が10分間歩けば(3.2km/時)なんと29キロカロリーも使うことができます。
通勤のバス停を一つか二つ分歩く習慣をつければいいのです。
掃除をする、料理をする、おしゃべりする、フトンを干す……これらすべての日常的な行動がダイエットに結び付くと思えば、
買い物に行く足取りも自然に軽くなるのではないでしょうか。
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