カロリー計算を行おう
私たちは生きている間、体温を常に36度5分くらいに保ち、血液を全身に循環させたりして生命を維持しています。
また、体を移動したり、筋肉を働かせる生活活動を行っています。
このような生命維持や生活活動には、エネルギーが必要です。
このエネルギーの基本単位となるのがカロリーなのです。
1カロリーとは、1gの水の温度を一度上げるのに必要なエネルギーのことをいいます。
私たちが摂取したり、消費したりするエネルギーは大きいので、カロリーの千倍のキロカロリーを使います。
三大栄養素のエネルギー量は、1gにつきタンパク質と糖質が4キロカロリー、脂質が9キロカロリーです。
私たちの一日の生命維持に使うエネルギー(基礎代謝)と生活活動に使う消費エネルギーは、体の大きさ、活動量などによって違いますが、だいたい男性が2100キロカロリー、女性が1900キロカロリーほどです。
太っていない人は、食物からとる摂取カロリーを、体が使う消費カロリーと同じにすれば、太りません。
また、いま太っている人は、摂取カロリーを消費カロリーより少なくすれば、足りない分だけ体に溜まっている脂肪がエネルギーとして使われるため、痩せることができるのです。
摂取するカロリーと消費するカロリーは、「腹八分目」「食事の量を今までの4分の3や、3分の2にする」「今までの2倍歩く」などを目安にしていけば、わざわざ計算しなくてもダイエットすることができます。
しかし、このような大ざっぱな目安だけに頼っていると、どうしても自分に甘くなってしまい、そのうちダイエットの決心がくずれていくことにもなります。
食事の量を減らしていても脂肪分の多い食事を食べていたり、「これくらいなら大丈夫だろう」と思って食べていたお菓子やジュースが思いがけないほどカロリーをもっていたりして、せっかくのダイエットの努力がなかなか実らないわけです。
やはり、きちんとした計算に基づいて摂取カロリーをコントロールしたほうが、ダイエットを効率よく行うことができます。
カロリー計算を覚えて、毎日摂取カロリーと消費カロリーのバランスを自分できちんと調整していくことが、長期的で継続的なダイエット成功のカギを握っています。
また、カロリー計算を覚えることは、健康で長生きするための献立づくりにも役立ちます。
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