ストレスは万病を引き起こす原因
現在、医師たちはストレスと生活習慣病との関係を非常に重要視しています。
ストレスがうつ病をはじめ、心臓病、がん、慢性疾患、後発性糖尿病といった重い病気を引き起こす原因になることが明らかになってきたからです。
精神的なストレスを受けたとき、脳は交感神経を刺激し、副腎髄質から血圧を上昇させる働きをするノルアドレナリンというホルモンを分泌させます。
このとき同時に副腎髄質からアドレナリンが活発に分泌されるので、ますます血圧は上昇し、その結果高血圧症を引き起こしてしまうのです。
また胃や十二指腸は恐怖や悲しみといった情動を司る脳の辺緑皮質の支配を受けています。
そのため精神的なストレスに対して敏感に反応しますが、その結果急性ストレス潰瘍などの病気を引き起こしやすくなります。
いわばストレスの一撃が胃に穴をあけてしまうのです。
酒やたばこも飲まず、暴飲暴食とは縁遠い人が胃潰瘍や十二指腸潰瘍になるのは、ほとんどの場合ストレスが原因になっていると考えられます。
狭心症や心筋梗塞といった病気についてもストレスが大いに関係しています。
ある調査結果によると、仕事や時間に追われている人は冠動脈の硬化が進んで心筋梗塞になりやすいといわれますし、ストレスが糖尿病を引き起こす引き金になること、糖尿病患者がストレスによってますます病状を悪化させることなどもよく知られています。
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