ダイエットとは何か。肥満とは何か
毎年、その年の水着の流行が噂されるようになると、雑誌にもダイエットの特集が多くなります。
「私、最近太ったがらダイエットしなくちゃ……」。
先日も電車のなかで、女子高生たちがそんな会話を熱心にしていました。
見るともなく彼女を見れば、とてもスリムなプロポーション。
いったいどこが「太った」のか見当がつきません。
それよりも気になったのが、彼女たちの意識のなかに「ダイエットイコール体重を減らすこと」という誤ったイメージが定着していることでした。
そこではじめにまずハッキリと申し上げておきたいのが、ダイエットと痩身とは違うということです。
ダイエットという言葉は、もともと、減食、食事療法を意味しています。
最近ではそこにさらに、運動などで消費カロリーを増やしたり、筋肉をつけて基礎代謝量を増やしたりして、肥満を改善したり解消することを意味するようになっています。
ダイエットの目的は、単に体重を減らすことではなく、からだについた余計な脂肪を減らすことにあるのです。
医学的にいうと、人体の脂肪の割合(体脂肪率)は、男性なら16%、女性なら18%が正常値とされています。
そして、体脂肪率が男性で25%、女性で30%を超えた人のことを「肥満」と定義しているのです。
つまり、プロレスラーやスポーツ選手のように一見太っているように見える人でも、厳しい稽古で筋肉質のからだになっていて脂肪の割合が少ないのなら、肥満とはいいません。
逆に、ファッションモデルのようにほっそりした人でも、脂肪量が基準より多ければ肥満に分類されるわけです。
脂肪がつきすぎると、私たちのからだは糖尿病や心臓病、高血圧、脳疾思、肝臓病、ガンなど多くの病気におかされやすくなり、平均寿命も短くなることがわかっています。
脂肪を適意に保ち、病気を防ぎ、健康で長生きできる身体をつくること。
これこそダイエットの使命なのです。
体重は減ったけれども脂肪と一緒に筋肉、内臓、骨、体水分などの活性組織まで減ってしまうような方法は、ダイエットとはいえません。
新しい水着は着られるようになったけれど、貧血や脱水状態でフラフラして、海にもプールにも行くことができないなんてばかげたことのないように、科学的で正しいダイエットの知識を身につけてください。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:ダイエット法
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/5714

