ミネラルの効果的な摂取法
ミネラルは牛乳と緑色野菜でとる
ミネラルとは、栄養素として必要な無機質の元素のことで、主なものに鉄、銅、カルシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、ヨード、リンなどがあります。
ミネラルは、体を構成する材料として必要であるものや、生命活動に欠くことのできない生理作用、酵素作用、代謝作用の仲立ちとして、たいへん大切な働きをしています。
ミネラルは今までに述べた三大栄養素の糖質、脂質、タンパク質と異なり、エネルギーを含んでいませんし、普通の食事をとっていれば、まず不足することもありません。
ところが、ミネラル不足から健康を害するケースが、現代人にはけっこう見られるのです。
そのもっともいい例が、若い女性に頻繁に見られる貧血症です。
これは鉄分の不足によって引き起こされる症状です。
実をいうと、加工食品には鉄分がほとんど含まれていません。
そのためインスタント食品ばかりに頼るような食生活をしていると、貧血を招くことになるのです。
また、若い女性の多くはなんらかの形でダイエットのためにメニューが偏食傾向になり、鉄をはじめとするミネラル不足をきたすことがあるのです。
ミネラルは、それほどの摂取量を必要とはしません。
でも極端なダイエットをすれば、不足をきたす可能性があるのです。
カルシウムは、体の重要な構成物質です。
もし十分な摂取が行われない場合、その分は骨に蓄えられているカルシウムで補うことになります。
このような状況が長く続けば、やがては骨がもろくなり、簡単に骨折したりするような骨粗鬆症の原因になったりします。
その他、亜鉛、銅、マグネシウム、カリウムの不足などによる、各種健康障害が知られています。
これらミネラルのうちでも摂取過剰で困るのが、ナトリウムの取り過ぎによる高血圧、リンの取り過ぎによる器官の石灰化(胆石や腎臓結石)などです。
ナトリウム過剰は塩分の摂取量を減らすことによって防ぐことができます。
現在、日本では一日10g以下にするよう厚生省の「日本人の栄養所要量」では勧告しています。
リンの取り過ぎは、加工食品にビタミン、ミネラルの安定化のためにリンの添加物が多いために起こります。
加工食品ばかり食べる食生活はやはり改善する必要があります。
バランスよく各種ミネラルをとりながらダイエットを進めるには、インスタント食品などの加工食品の取り過ぎを避けること、
エネルギーは少なくミネラル豊富な緑色野菜を多く食べ、エネルギーのあるいも類のような野菜を食べ過ぎないようにすることです。
チーズ、肉、魚、果物などもミネラル豊富ですがエネルギーが高いため、ミネラルの補給は、カルシウムは牛乳で、その他は野菜を中心に考えたいものです。
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