理想の体系をイメージしよう
近年の国民栄養調査などによると、若い女性のスリム志向は進む一方ですが、逆に若い男性には肥満や過体重の人の割合がふえる傾向にあります。
これは経済力や食生活の豊かさと直接結びつくことではなくて、自分の体形や健康に対する関心の深さと関係があるようです。
その証拠に、女性も30代、40代と年齢が増すとともに体重も増し、肥満がふえてきます。
男性は20代から肥満が始まり、やはり加齢とともに肥満が増えてきます。
以前は「中年太り」と言われましたが、最近は男性では20歳か、それ以前から中年太りが始まっているのです。
加齢とともに太るのは、ある程度は生理的な現象と言えますが、自分の体形についてのしっかりとしたイメージ(ボディイメージと言います)を持っていれば、少なくとも肥満や過体重にならずにすむはずです。
生活習慣病を防ぐためには、食事や睡眠、運動といった日々の具体的な行動に加えて、そうした行動によってどんな体形になりたいのか、もつと言えばどんな生き方をしたいのかといった自分の理想とするイメージを持つことも必要なのです。
男性も女性も、何歳になっても入浴のときなど一日一度は体重を量る、ときどき姿見で全身をチェックする、衣服の購入や保管などを家族まかせにしない、家ではスウェットスーツやトレーニングウエアなどゴム入りズボンの履きっぱなしにならないようにする…、などに注意することが、よいボディイメージをつくるうえでたいせつです。
このような生活習慣が、自分の体形や体重、そして健康への関心を持続するのに役立つのだと思います。
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