「健康」と「キレイ」の土台は何?
「人間は好きなものを食べていればそれでいい、めんどうな栄養のことなど気にしていては、食欲がなくなって結局は健康によい影響を与えない……」
「別に病気もしないのだから……」
などと言って、栄養に無関心な人が少なくないようですが、それは健康の意味をよく理解していない人です。
日常生活のなかで、ただ自分の好みのままに漫然と偏った食事をとっていれば、食欲を満たすことはできても、ある一部の栄養素の不足あるいは欠乏を起こします。
そして、いつかは体をこわしてしまうことになります。
ある栄養素がいちじるしく不足すれば、特有の欠乏症状があらわれます。
しかし、そのような症状がはっきりあらわれないまでも、ある程度不足している潜在的低栄養の状態がつづけば、体の健康度は低下し、抵抗力、回復力は弱まり、いろいろな病気を起こす土台を作ってしまうのです。
特に、妊婦、授乳期は栄養の不足を起こしやすく、それは母子の健康に大きな影響を与えます。
また、一見十分に栄養をとっているように見えても、糖質など=部の栄養素ばかりが過剰となり、ビタミンやミネラルなどはむしろ不足しているという状態も起こりがちです。
このような栄養のアンバランスは、長い間には、肥満や貧血、高血圧、動脈硬化、その他いろいろな生活習慣病を引き起こすことになりかねません。
健康の土台は栄養にあるのです。
長い歴史のなかで築き上げてきた栄養についての科学を身につけ、毎日の食事にも「よりよい食べ方」を考え、工夫することが必要なのです。
具体的に言えば、それは栄養のバランスを基盤にして、毎日おいしく食べるという食生活を送ることになりましょう。
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