料理別、外食の摂り方
外食にも洋風、和風などいくつかの種類がありますが、それぞれについて注意すべきことを述べてみましよう。
洋風料理
このなかでも、魚や肉のフライ、コロッケ、メンチカツなどは、油が多く使ってあったり、衣が厚くて中身があまり期待できないものがそあります。
減量中の人はこのようなものはなるべく避けて、アジのムニエルやチキンソテーなど、脂肪があまり多くなく中身がはっきりわかるもののほうが無難です。
また、塩分制限をしている人は、ソースやしょぅゆなどはなるべく控えめにしましょう。
料理が熱ければ薄味でもおいしく食べられますから、熱いうちに食べられる店を選ぶのも一つの方法です。
またレモンの味で食べれば薄味でもけっこうおいしく食べられます。
添えてある野菜は、残さず食べるようにしましょう。
サラダなど別に注文すれば、バランスのとれた食事に近づきます。
古い油を使った揚げ物はにおいでわかるものですから、胃腸の弱い人は避けたほうが無難です。
和風料理
基本的には、一品一品を自分で組み合わせてバランスのとれたものにします。
まず、焼き魚や煮魚、刺し身、とり肉や豚肉のしょうが焼き、みそ漬け焼き、七味焼き、から揚げなど、肉や魚を主体としたものを主菜として一皿とり、
浸し物、いため物、煮物などの野菜料理や豆腐料理、いも料理などを副菜として組み合わせれば、およそバランスのとれた食事になります。
すき焼き、寄せ鍋、たらちり、おでんなどの鍋料理は、タンパク質源も豊富で、それにほうれんそうやしゅんぎく、にんじん、白菜、ねぎ、こんにゃくやきのこ類など野菜類がたくさんつきますから、冬の寒いときに限らず大いに利用したいものです。
和風料理は甘からい昧つけが多いので、減量や塩分制限の人は注意してなるべく薄味にします。
たらちりや寄せ鍋は、ポン酢やかぼす、レモンなど酸味が使えるので有利です。
また煮物の汁は残すようにし、刺し身のつけじょうゆは少量にし、つまはしょうゆをつけないようにして食べます。
中国料理
中国料理は、油を多く使っているので、減量中の人は注意して食べすぎないようにします。
比較的油の使用量の少ないものとしては、シューマイ、レバニラいため、かに玉などがあります。
麻婆豆腐、家常豆腐、春巻き、肉だんごの甘酢あんかけ、八宝菜などは比較的油を多く使っています。
これらは、ラードやヘットなど動物性の脂肪を使うことが多いのでコレステロール値の高い人は注意して避けるほうがいいでしょう。
一方、八宝菜やレバーにらいため、野菜あんかけなどは、外食のなかでは野菜がたくさんついていますので、ときどき利用するとよいでしょう。
すし
にぎりずし、ちらしずし、太巻きなどは、野菜がほとんどとれません。
昼食に、このような食事をとるときは、つとめて朝食、夕食で野菜を補うようにします。
すし飯にはかなりの量の食塩が含まれていますから、塩分制限の人はなるべくつけじょうゆを少なくします。
また、太巻きなど、しその葉やしょうがなどをたねといっしょに巻いてもらうと、しようゆをつけなくてもおいしく食べられます。
胃腸の弱い人は、特にすし飯はかために炊いてあるので、あまり重ねて食べないほうが無難です。
食べる場合には、よくかんで食べるようにしましょう。
また、カキ以外の貝類やイカ、タコなども避けるようにします。
わさび、しょうがなど刺激の強いものもあまり食べすぎないほうがよいでしょう。
ごはんもの
てんどん、カツどん、親子どん、牛どん、ウナビん、中華どん、カレーライス、チキンライス、チャーハン、ピラフなどのごはんものは、一般にごはんの量が多いので、減量中の人はごはんの量を減らすようにします。
また、肉の類が少ししか入っていないとか、入っていてもあぶら身が多かったりして、タンパク質源として期待できないことが多いようです。
ごはんに汁がかかっているものは、かまないでかき込んで食べてしまいがちです。
はしで行儀よく食べればその心配はなくなります。
どんぶりものは、塩分が多くなりがちですから、塩分制限の人は注意しましょう。
チャーハンやピラフなどは、油が多く使ってあったり、ごはんがかたかったりしますから、胃腸の弱い人はなるべく避けます。
カレーライスのような香辛料の強いものも避けたほうがよいでしょう。
麺類
ざるそば、かけそば、冷や麦、きしめんなどは、タンパク質源や野菜類がまったく含まれておらず、一食としての価値はありません。
これらは、ごはんだけ食べているのと同じことなのです。
昼食にこれらのめん類を食べ、おなかがすいたからと言っておやつに甘いものを食べるということになると、糖質偏重のアンバランスはますますひどくなってしまいます。
そばやうどんを食べるときは、なるべく具がたくさん入っているものを選ぶようにしましょう。
たとえば鍋焼きうどん、おかめうどん、五目そばなどのようなものであれば、いくらか野菜が入っています。
ラーメン類はカロリーばかり高いので、減量中の人は適当でありません。
五目そばなどは、めんは残して具は残さないで食べるようにします。
一般に汁物のめん類は塩分が多いので、健康な人でも汁は残すようにしたほうがよいのです。
もりそばなどのつけ汁も、めんを全部汁につけないで食べるようにします。
パン類
サンドイッチ類は、中にはさんであるものが少ないものは敬遠しましょう。
オープンサンドイッチや卵サンド、ハンバーガーなどのほうがずっとましです。
飲み物はコーヒーやコーラ類よりも、牛乳やトマトジュース、フレッシュ果汁にします。
サラダを組み合わせて食べるようにすると、栄養のバランスもかなり改善されます。
トーストだけとか、ホットケーキ、パンケーキの類は食事としてとるのではなく、おやつとして考えましょう。
定食物
最近は定食ものがふえてきました。
この利点は、ごはんの量が自分でコントロールできること、野菜がいくらかでもつけられていることです。
一品料理にくらべると栄養のバランスはずっとすぐれていますから、外食をするのなら定食ものを利用するほうがいいのです。
定食ものには、たいてい汁物がついています。
塩分制限の人は、中身は食べて汁は残すようにします。
また、しょうゆやソースはなるべく使わないで、その食品の持ち味を味わうようにしましょう。
減量中の人は、ごはんは残しておかずは全部食べるようにします。
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