慢性下痢改善の為の食事
体力のつく食事が、慢性下痢改善の一歩
一般に、下痢がちな人は必要以上に食事を制限する傾向があり、すぐ「おかゆに梅干し」となりがちですが、第一にこれを改めていただかねばなりません。
慢性下痢は期間が長いので、これでは栄養不足に陥っています。
なによりもまず、体力をつける食事を中心に考えていくことが必要で栄養不足に陥ってしまいます。
なによりもまず、体力をつける食事を中心に考えていくことが必要です。
日に一、二度の軟便程度だったらむしろ普通の食事をよくかんで食べること。
腸に必要以上の刺激を与えないような消化吸収のよい食品を選んで、献立にどしどしとり入れるようにします。
次に食品別に簡単な指針を述べておきましょう。
牛乳、卵
牛乳は一般に下痢を促しやすい食品なのであたためたものをゆっくり飲むか、料理(グラタン、ポタージュ)やデザート(カスタードプリン、ババロア、ブラマンジェ)の材料に使います。
卵はおすすめ品です。半熟卵、スクランブルエッグ、ポーチドエッグ、オムレツ、茶わん蒸し、卵豆腐など変化に富む献立をくふうして一日一個欠かさずにとるようにします。
魚具、肉
日に何度もトイレへ立つような症状のときは、白身魚や赤身魚の脂肪の少ないもの(ヒラメ、カレイ、タイ、キス、ワカサギ、カマス、サケ、マグロ、カツオなど)を焼く、煮る、蒸すなどの調理法で使います。
貝類はカキ以外のものは避けるようにします。
肉もあぶら身の少ないやわらかいもの、とりのひな肉、牛や豚のヒレ肉、仔牛肉などをあまり火を通しすぎないように使います。
せっかくのやわらかい部位も、火を通しすぎると消化が悪くなってしまいますから、焼きかげん、蒸しかげんに気をつけます。
さつま揚げ、揚げボールといった練り製品は使用している油が古いことがありますから、一度湯通しするか、できれば使わないほうがよいでしょう。
大豆、豆製品
大豆はそのままでは皮が消化しにくいので、豆腐をおすすめします。
煮やっこ、冷ややっこ、湯豆腐、炊り豆腐、田楽など、目先を変えて毎日とりたい食品です。
生揚げや油揚げは十分に油抜きしてから使います。
野菜類
たけのこ、ごぼう、ふき、れんこんなど繊維の多い野菜は好ましくありません(この点海藻も同様で、消化吸収の面から好ましい食品とは言えません)。
大根、にんじん、たまねぎ、カリフラワー、ブロッコリー、ほうれんそうなどは安心して伴えますが、
これもできるだけ煮て繊維をくずし、下痢の程度によっては裏ごしして使います。
いも類
さつまいもやさといもは繊維が多いので、症状によっては避けるか少量にします。
果物
症状が軽い場合は少量なら生のまま食べてもかまいません。
りんごをフレッシュジュースにしたり、すりおろして使うのもよい方法です。
穀類
やわらかく炊いたごはん、パン、うどんを主にします。マカロニ、スパゲッティなどは一回の量を減らし、よくかんで食べます。
油脂類
バターや生クリームは消化吸収がよい食品ですから、症状が重いときでも使えます。
ただし、バターの加熱しすぎは消化が悪くなりますので、パンに塗ったり料理に落としたり、といった使い方がよいでしょう。
たとえばムニエルなら魚を焼いて皿に盛り、その上に四角く切ったバターをのせるとか、シチューの仕上げに風味とボリュームをつけるために最後にバターを加えるとか……。
いため物に使う油は新しいサラダ油を少量。フライやてんぷらは症状とにらみ合わせて、様子を見ながら少しずつ使うようにします。
嗜好飲料
まず、冷たい飲み物は禁物です。
コーラ、サイダー、それにコーヒーも避けましょう。
紅茶や緑 噂好飲料茶は薄めのものを飲むようにします。
またどうしてもお酒を飲む機会が避けられないときは、ピールをやめて目本酒にします。
以上にあげた食事上の注意のほか、規則正しい生活と十分な睡眠を心がけることは言うまでもありません。
精神的なストレスの原因になるようなトラブルの解消をはかることも、むろん必要です。-----
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