成長期の子供に必要な食生活とは
最近の子供たちは、清涼飲料やスナック類など、嗜好が極端に糖質偏重に偏り、
エネルギー過多のビタミン、ミネラル不足を起こし、中学生で生活習慣病が始まっているとさえ警告されています。
人間の体位は、中学や高校の時期にきまると言われています。
この時期は成長が旺盛で、身長や体重が急速に増加しますので、一生のうちで最も食事内容に留意しなければならないのです。
成長期には、筋肉や内臓、血液をはじめ、体全体の材料となるタンパク質が多量に必要です。
中・高校時代に必要なタンパク質は、成人よりもずっと多いのです。
したがって、牛乳、卵、魚、肉、豆などのタンパク質を多く含む食品を、不足しないようにとることが必要です。
卵は料理もしやすく、栄養価も高く、特に血色素の原料である鉄を多く含みますから、できれば毎日食べるようにします。
熱量補給が満たされ、胃に負担がかからなくてすみます。
成長期にはビタミンやミネラルも多く必要です。
野菜(特に緑黄色野菜)や海藻、いも、果物などを十分にとるようにしましょう。
ミネラルの中でもカルシウムは骨の成分となるものですので、特に多く必要です。
牛乳はタンパク質とともにカルシウムを多く含む食品ですから、できれば一日に二本ずつ飲ませたいものです。
最後に、子供の食事で忘れてはならないことがあります。
最近、子供のひとり食べがふえていますが、子供たちにとって家族みんなでワイワイ言いながら食べる食事は、学校や社会で受けるストレスを解消してくれるものです。
栄養補給だけでなく、心を癒す場所としての食事の役割を見直すことが必要になっています。
最近では、外からお総菜を買ってくる家庭も多くなりました。
これを「中食」と言っていますが、こうしたものだけでととのえられた食事は、親のぬくもりが得られにくいものです。
成長期の食事は、家庭の味をたいせつにし、手作りを心がけ、栄養のバランスのとれたものにしたいものです。
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