抗がん作用があるハーブ
ハーブに含まれている植物多糖体、植物性配糖体はがん細胞の増殖を抑制し、「脱がん化」を図る物質として注目されています。
医療の現場では植物多糖類のがん抑制作用を効認めており、実際にカワラタケ、シイタケ、スエヒロタケらが制がん剤として使われています。
キョウチウトウ科、二シキギ科、ジンチョウゲ科、モクレン科、ミカン科、二ガキ科、ジンチョウゲ科の植物の抽出液がもつ制がん作用についても現在研究されており、今後の研究成果に期待がふくらむところです。
抗がん作用のあるハーブは膨大な数にのぼり、そのすべてを紹介することはできませんので、ここではその一部についてふれておきましょう。
スパイス類の抗がん作用はよく知られていますが、アブラナ科ではワサビ、セリ科のフェンネル、ウコギ科のニンジン、そしてシソ科ではオレガノ、アカシソ、バジル、セージ、ペパーミントのようにシソ科のハーブ類に抗がん性を示すものが多いようです。
その有効成分についてはまだ解明されていませんが、これらのハーブ類には、青魚に多量に含まれていることで有名になったEPA(インサペンクエンサン)、DHA(ドコサヘキサ工ンサン)など不飽離肪酸の有効成分があるといわれています。
カルダモン、ウミン、ジンジャー、ナツメグ、サンショウ、タイムといった私たちに馴染み深いスパイス類にも抗がん作用が認められており、アンズ、シナモン、ローレル、オレガノ、コショウ、ターメリックらのもつ抗がん作用にも大きな期待が寄せられています。
なかでもターメリック(ウコン)の抗がん作用はすでに実証されています。
ターメリックはカレーを黄色にするスパイスですが、この黄色性成分の基になるクルクミンと呼ばれる物質に、がんを予防する効果があるのです。
カレーはスパイスという抗がん作用のあるハーブの集合体であると同時に、その黄色にも抗がん作用があったわけです。
さらに、ニンニクのアリシンタマネギのサイクロアリシン、アブラナ科のイソオシアネートなどに含まれるイオウ化合物の抗がん作用も注目されています。
セリ科のアシタバにも抗がん作用があります。
アシタバに含まれる有効物質はクマリンと呼ばれ、カテキン類と同じ系統に属するものです。
カテキンと言えば緑茶の有効成分であり、その抗がん作用は広く知られるところです。
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