朝食を抜く子は生活習慣病になる
朝食が家族の団らんの時間でなくなったのは、朝食自体をとらない人たちが多くなったこととも関係しています。
そして、その朝食をとらない人たち、特に子供に肥満傾向や生活習慣病の予備軍が多いという調査があるのです。
これには少なくとも次の三つの理由が考えられます。
第一に、朝食を抜くと、昼、夕の食事量が多くなるばかりでなく、夜食や間食、買い食いなどが多くなって太る。
第二に、朝食をとらない子は、昼、夕の食事時刻も乱れやすい。
すると親も子供も、何をどれくらい食べたかがわからなくなる。その結果、親も子も食べすぎて太る。
第三に、朝食抜きは、家族のコミュニケーションの不足にもつながる場合がある。
当然、子供への食教育にも不足が起こり、太ったり、偏食になったり、ダラダラ食いになったりする。
ここで大事なのは、子供が朝食をとらないのは、ほとんどの場合、親の生活習慣の影響であるという点です。
朝食を抜く大人の食生活は、昼から夜、さらに深夜にウエートがかかるのが特徴です。
それは「肥満型食生活」といってもよいでしょう。
夕食が遅い、夕食の食事の量が多い、飲酒量が多め、夕食後すぐ横になる、夕食後にまた何かを食べたり飲んだりする…、などの好ましくない条件がいくつか重なるのが特徴です。
遅い夕食や、その後にとったエネルギーは、就寝時刻までにあまり使われず、その大半は皮下脂肪となって蓄積されます。
重い夕食や夜食をとった人が翌朝あまり食欲がないのは当然のことで、それがまた朝食を抜くという悪循環につながり、さまざまな病気を発症させてゆくのです。
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