栄養バランスを常に考えてダイエットをする
どの程度減量する必要があるのか、年齢や性別、職業、ダイエットにどのくらい時間を割けるのか、健康上の問題点はないか……。
このようなことによって、ダイエットの方法は一人ひとり異なります。
たとえばあなたが成人の女性で、それほどハードでないごく普通の仕事をしているのなら、一日に消費している基本的な消費エネルギーは約1900キロカロリー。
仮に毎日300キロカロリーの運動をするとすれば、一日の消費エネルギーの合計は2200キロカロリーになります。
そこで、食事を毎日1800キロカロリーに制限すると、1800 − 2200=マイナス400キロカロリー。
毎日これだけ、体脂肪を減らすことになります。
この総量は一ヶ月で12000キロカロリーになりますが、体脂肪1kgには約7000キロカロリーのエネルギーがあるので、12000÷7000=約1.7。
すなわち、1ヶ月で約1.7kg減量することになります。
もし、食事の摂取カロリーを1600キロカロリーにすれば、毎日600キロカロリーのマイナスになり、1ヶ月で2.6kgの減量に成功します。
さらに……と、このように数字ばかりで減量目標を決めると、ついついカロリーを減らすことばかりに夢中になって、無理な減食計画を立てるはめになります。
減食をするためには、栄養のバランスが大切であることを忘れずに、長続きのする無理のない計画を立てましょう。
ダイエット中にはどのような栄養を、どのくらいとればいいのでしょうか。
栄養素のなかでも、基本栄養素の炭水化物、タンパク質、脂肪はとくに重要です。
炭水化物は、体のもっとも基本的なエネルギー源であり、一日につき、五〇〇キロカロリー程度はとるようにします。
ご飯をお茶碗に軽く一杯、それを一日三回が目安です。
体の活性組織をつくりだすタンパク質が不足すれば、筋肉や内臓の組織が萎縮してしまいます。
ダイエット中は十分な量のタンパク質の補給が必要です。
最低、標準体重1kgにつき、一日1〜1.2gをとるようにします。
標準体重が50kgの人なら、1×50〜1.2×50=50〜60g。
脂肪を制限しすぎれば、脂溶性ビタミンのAやDを不足させることになります。
また、脂肪分に富んだ食べ物には「腹もちがいい」という特徴があり、空腹感を抑える作用もあります。
脂肪を適度にとることで、継続的なダイエットをすることができるのです。
脂肪は一日につき約20g。
すなわち大さじ三杯分くらいが最低必要量です。
このように三大栄養素それぞれの最低摂取量は確保して、毎日の献立のなかで、炭水化物・タンパク質・脂肪の割合を、
おおむね6 : 2.5 : 1.5 位にすると、バランスのよい食事になります。
このほか、ビタミンやミネラル、さらに水分なども、十分摂取するようにしてください。-----
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