生活習慣病になる食事
生活習慣病と関係のある食習慣として注意しなくてはならないものには、ほかにもさまざまなものがあります。
たとえば早食い、よくかまない食事、暴飲暴食、激しい好き嫌い、お酒の飲みすぎ、たばこの吸いすぎなどです。
食事時刻を守った場合でも、せかせかと流し込むような食べ方であったり、食後の休養をとらなかったりでは、病気を招きかねません。
また、日本では大量飲酒者(毎日、日本酒六合またはビール大びん六本以上を飲む人)がふえており、アルコール依存症の人もふえています。
また、高脂血症、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症などは飲酒量が多いほど発症しやすくなる病気です。
たばこは肺ガンを誘発しやすいことがよく知られていますが、このほか心臓病、高血圧症などの循環器系の病気の危険因子(リスク)にもなります。
早食いや多量の飲酒習慣、喫煙習慣などは、せかせかした性格、不安定な心理状態、多忙、スケジュールや目的のない生活などとも関係があり、それを改めるには生活全体の見直しが必要な場合が多いようです。
それには専門家のサポートを受けることも必要です。
歩くことも運動である
次に運動習慣について見てみましょう。
「運動」というと、すぐにスポーツをイメージする人が多いのではないでしょうか。
しかし、運動の基本は歩くことです。
しかし、いきなり一万歩というような大きな目標を設けるとつづかないことが多いので、まずは生活のなかで体を動かす機会、歩く機会をふやすことを心がけましょう。
まず、家の中ではだれかにお茶をいれてもらったり、新聞を持ってきてもらったりせずに、なるべく自分で動くようにすることが第一歩です。
買い物などでも意識して足を使うようにします。
通勤・通学のときも、10分でも歩く場面を作りましょう。
職場や公共施設では、なるべくエレベーターやエスカレーターを使わないようにします。
20分以上の運動でないと減量効果がないといった説もありましたが、最近は頭脳や体を活性化し、体脂肪を燃焼させる目的であれば、たとえ5分でも10分でも意味はある、との説が有力になってきました。
トータルとしての運動量が多ければ、十分に効果がある、ということです。
生活のなかに歩く場面、体を動かす場面を多くするということは、無意識にはできません。
しかし、逆に意識して日々の生活のなかで動くこと、歩くことを心がければ、それ自体が計画性のあるライフスタイルとなり、生活全般のリズムをつくり出すのです。
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