脈拍数で運動量を決める
ダイエットを成功させるためには、ジョギングや水泳などのエアロビクス運動が欠かせない。
とはいうものの、むやみやたらに運動量を増やせばいいというものではありません。
ダイエットに失敗する人のなかには、いきなり毎日10kmのジョギング、などという無理な目標を決め、翌日にはもう筋肉痛でダウンなんていう人もいるのです。
また、いくら気軽にできるからといっても、ダラダラした散歩のようなものでは、運動強度が弱すぎてダイエット効果はあまり期待できません。
野球のようなスポーツも、ダイエットには不向きです。
体脂肪を燃焼するためには、途中で休むことなく一定時間以上連続して体を動かし続ける必要があるからです。
効果的にダイエットを行うには、適切な運動強度を適切な時間続ける必要があります。
まず、運動強度についてですが、これを判断するには脈拍数を数えるのが便利です。
人の脈拍数は、年齢によって異なります。
それ以上どんなに運動しても増えることがない最大心拍数は、年齢とともに低下します。
最大心拍数に達するような運動強度を100%とすると、エアロビクスで心臓や呼吸器、血管などにトレーニング効果を引き出すには、
運動強度が70%に達する運動を週3回は行わなければなりません。
しかし、ダイエットを目的とするのなら、運動強度は40〜60%で十分です。
この場合も週3日以上、できれば週5〜6日行うことがベストです。
運動強度40%といえば人とおしゃべりしながら楽々続けられる程度の運動です。
ところで、たとえば一分間の脈拍数210といっても、いちいち運動の途中で立ち止まって、一分間じっとしているのは面倒なものです。
それに一分間も立ち止まっていたのでは、その間に脈拍数も下がってしまいます。
そこで運動強度を知るためには、15秒間だけ脈拍数を測りそれを4倍して目安とするようにします。
次に、運動の継続時間。
私たちの体では、運動をはじめるとまず血液中の糖(血糖)や筋肉、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが使われます。
しかしそれでもなお運動を続けると、脂肪がエネルギーとして使われ出すのです。
グリコーゲンにかわって脂肪が主なエネルギー源となるのは、運動開始から15〜20分ほどたってから。
そのためダイエットのためには15分以上は運動を続けることが必要なのです。
肥満になっている人が、いきなり強度の強い運動をはじめると、心臓や関節などに負担がかかることもあります。
ちょっと物足りないなと思える程度の運動(量と時間)から始めるのが運動を長続きさせるポイントです。
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