食べ過ぎは肥満の原因
ストレスが食べ過ぎを招いている
食べ過ぎるということを、科学的にいうと「体が必要とする以上のカロリーを摂取すること」ということになります。
余分なカロリーは脂肪となって体に蓄えられますので、肥満に直接結び付くことになります。
それでは、なぜ食べ過ぎてしまうのでしょぅか。
それにはさまざまな原因が考えられますが、最近とくに注目されているのがストレスによる食べ過ぎです。
ストレス状態に置かれると、身近な食べ物を手当たり次第に口に入れてしまう「気晴らし食い症候群」、あるいは「大食症」と呼ばれる精神科の病気もあります。
ここまでいかなくとも、サラリーマンが会社帰りに同僚とつきあい酒を頻繁にしたり、OLが帰宅時に好きな食べ物を大量に買い込んで集中的に食べるといったことなどは、ストレスを食べることによって紛らわせているのだといえます。
このような人はストレスが溜まらない生活の工夫や、趣味や社会活動などでストレス解消を図る工夫が必要です。
外国では、コーラなどの清涼飲料水をガブ飲みしたり、フライドポテトやポテトチップスなどの炭水化物を主体としたスナック類をがつがつ食べる「炭水化物狂」という食べ方をする肥満者がいることが注目されていますが、
このような極端な食べ方は、食べ方をコントロールする脳の中枢に異常があるためではないかと考えられています。
このような人も自制心を働かすことで過食は防げます。
食べる物の種類によって、肥満になりやすい場合となりにくい場合とがあります。
もっとも肥満に結び付きやすいのが、脂肪です。
脂肪には、炭水化物やタンパク質に比べて倍近いエネルギーが含まれているのです。
したがって脂肪の多い物を好む人は、同じ量を食べていても食べ過ぎ(カロリーオーバー)になりやすいわけです。
食べ過ぎが続いてある程度太ってくると、胃が大きくなります。
満腹感を感じるには、胃にある程度以上の量の食べ物が入る必要があります。
そのため、太っている人ほどますます食べ過ぎるようになり、肥満を助長していく結果になるのです。
また、たとえ食べ過ぎがなくても、偏った食生活も肥満の原因になります。
たとえば、一日に二食しか食べなかったり、一度に多く食べて食事間隔が長かったり(まとめ食い)するような生活が続くと、食べた栄養が吸収されやすいように体質が変化していくのです。
夜食症候群といわれる一日の摂取量の半分以上を夜に食べるケースも、太りやすい食べ方です。
夜は消化管の機能が活発になり、食べた物が栄養として胃腸から吸収されやすい状態になっているからです。
いくら朝食や昼食を控えめにしても、夜に大量に食べたのではなんにもなりません。
自制心を強め、ストレス対策を工夫したり、偏った晴好や食生活の間違いを直し、規則的な食事時間に適切な摂取カロリーをとるようにすることが、肥満を防ぐ方法なのです。
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