食事のカロリーはどの程度減らせばよいか
一日に消費するエネルギーよりも、摂取する(食べる)エネルギーを少なくすれば、エネルギーの足りない分、蓄えられた脂肪が使われ、自然に減量することができます。
これがダイエットの王道です。
机上の計算にばかり目が奪われると、無理な減量計画を立てがちですが、だからといってほんのちょっとだけ食事の量を控えただけでは、ダイエットにはなりません。
やはり適切な目標値を設定することが大切です。
私たちが、病院に訪れる外来の肥満の患者さんに栄養指導を行う場合は、
一日の摂取カロリーをその人の身長の標準体重×20〜25キロカロリーを目標値としています。
すなわち、身長160cmの人の場合、標準体重は56.3kgですから、56.3×20〜25=1126〜1408キロカロリーとなります。
しかし、一般の人は2000キロカロリー前後の食事をしているのがごく普通ですから、それに比べると1126という数値は、かなり低いことがわかります。
このようなローカロリー食は、医師の指導のもとに行ったほうが安全です。
そこで、ダイエットカロリーの目安は、標準体重×25が望ましいと思います。
一般の人が家庭でダイエットする場合、一目の摂取カロリーを1400〜1600キロカロリーの間に設定すると成功する率が高いようです。
1200キロカロリー以下の食事はかなりきついのです。
1600キロカロリーに設定すると、それほど無理もなく、ダイエット効果もはっきりと現れるのでこの値を一つの基準としてください。
成人男性の場合、一日に消費されるエネルギーの平均値2200キロカロリーです。
一日の摂取カロリーを2000キロカロリーにすると、一日200キロカロリーのマイナスになります。
体脂肪1kgを減らすには7000キロカロリーが必要ですから、この人が減食だけで痩せようとすれば、1kg減らすのに35日もかかる計算になります。
また、一日の消費エネルギーが1900キロカロリーの成人女性が、毎日3〇〇キロカロリーの運動をしたうえに、摂取カロリーを一日1200キロカロリーに制限したとすると、
1200 − 1900 − 300= −1000キロカロリー。
わずか一週間で1kgも減量することになり、これではちょっと急激すぎます。
かなりカロリーを減らした上、急に運動を始めると、疲れがたまってダイエットも長続きしません。
一カ月の体重の減少が2kg程度ならば、体にもそれほど負担もかからず、長期的なダイエットが可能になります。
自分の運動量などを加味しながら、どの程度摂取カロリーを制限する必要があるのか、きちんとした目標を立ててみましょう。
この場合、減量を停滞させる適応現象も考慮に入れて計画を立てる必要があります。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:ダイエット法
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/5855

