食事制限が必要な急性下痢
急性下痢の場合はまず、一日や、二日の間は固形物をとらないで、薄めのぬるいお茶を少しずつ飲んで安静にします。
絶食期間が過ぎたら、
流動食→三分がゆ→五分がゆ→全がゆ
と移していき、下痢が止まってもすぐ常食に戻さないこと。
四、五日間は様子を見ながら食事の量と質を徐々に充実させていきます。
常食が食べられるようになるまでは、冷たい飲み物や油を多く使った料理は避けてください。
一般に急性下痢の場合は、多少オーバーかなあと思うぐらいの食事制限が必要です。
というのも、症状が回復したからといってすぐ制限を軽くし中途半端な食事をしますと、大腸に炎症が残って慢性下痢に移行してしまうことがあるからです。
制限期間はせいぜい一週間から十日くらいですから、成人ならばこの程度で栄養状態に支障をきたすということはありません。
しかし、これが老人や子供であればそうはいきません。
たとえ短期間の絶食あるいは絶食に近い状態でも、体の衰弱や脱水症状を引き起こす心配がありますので、医師の指示に従うことが必要です。
急性下痢では特に水分が欠乏するので絶食中でも補給しなければなりませんが、必ずあたたかい飲み物で補うようにします。
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