食欲不振への対策
食欲不振はその人の生活の歪みの反映である場合が多いものです。
したがって、対策の第一は、生活状態の改善です。
早寝早起きを心がけて睡眠を十分にとり、徹夜麻雀や夜遅くまで飲み歩くことなどをやめます。
また、暴飲暴食は胃腸障害を起こす最も大きな原因です。
飲みすぎ、食べすぎを避けます。
食事は規則正しく、食事時間も一定にして栄養のバランスをよくととのえて食べるようにします。
自分に合った適度な運動を毎日欠かさずにつづけます。
ものごとをあまり深刻に草書ないように、おおらかな気持ちで事に当たるようにします。
また、おいしく食べられる香を起こすように、食事にもいろいろなくふうをこらすことがたいせつです。
食べたいという欲望が起これば、胃液が分泌されて胃の中の酸度が高まり、食べ物が入ってくることを要求するようになります。
食欲を増すためのくふうをいくつか考えてみましょう。
酢の物をじょうずに利用する
梅干しを見ただけで唾液が出てくることはだれでも経験することです。
酸味を料理にとり入れて食欲を高めることができます。
れんこん、さといも、じゃがいもなどの梅肉あえ、とり肉や魚の酒蒸しに梅じょうゆをかけたり、野菜の黄味酢かけ、アジやヒラメ、カレイなどの酢じめ、野菜と合わせた酢の物など役に立ちます。
オードブルを利用する
洋食の最初に出るオードブルは、あとから出される料理への食欲を促進させる役目をします。
彩りをよく考え、味にも変化を持たせて、少量をじょうずにとり合わせるようにします。
これにも酸味のきいたものを多く利用します。
ピクルスや魚のマリネ、生野菜のサラダ、イクラ、キャビア、スモークサーモンのケッパー添え、レモンやグレープフルーツなど、少量を添えることによって食欲をわかせることができます。
アルコール飲料をじょうずに使う
アルコール飲料は、緊張をときほぐして血液の循環をよくする働きを持っています。
少量を食前によって胃の粘膜を適度に刺激し、胃液の分泌を高めて食欲を促します。
度を越すと元も子もありませんが、オードブルをつまみながらワイングラスに一杯、ゆっくりと味わって飲めば効果があります。
日本酒ならば、しらす干しやなめこのおろしあえ、白身魚のうにやたらこあえ、じゃがいものきんぴら風、かぶや大根のレモン漬け、酢の物、冷ややっこや焼きとりなどを酒のさかなに、お銚子一本ぐらいをゆっくり味わいます。
料理の盛りつけをじょうずにする
見た目も美しく、量を少なめに見せるように盛りつけます。
小さな器にごてごてこってり盛り上げたのでは、見ただけで食欲が減退します。
大きめの皿に小ぢんまりと盛ったり、深皿に少し山高に盛りつけるなどして、量を感じさせないようにするのがコツです。
効果的な器を選ぶ
器は、きまったものだけでなく、ときには目先の変わった菓子箱、しゃれたかごやざる、小さなお盆、杉箱など家にあるものを利用して変化をつけてみるのも楽しいものです。
庭にある花や木の一枝などあしらってみれば、いっそう料理がひきたって見えます。
大きなお皿に木の葉などを敷けば、より効果的な盛りつけもできそうです。
彩りを豊かにする
材料を選ぶとき、盛りつける器、食品との組み合わせなどに色の調和を考えます。
食べ物の色のとり合わせには割合に無関心な人が多いように思われますが、それではいけません。
高速道路のトンネルなどに多く使われているナトリウム灯と言われるものがあります。
自動車を運転する人にはおなじみの、オレンジ色の単色光を出す電灯です。
この先の中で物を見ると色がなくなってしまいます。
洋服も手や指も、乗り合わせた人の顔も、皆色がなくてなんともいえない妙な気持ちになって、早くトンネルの外に出たいと気がせく思いがします。
かりに、ナトリウム灯の光で食事をしたらどうでしょうか。
健療な人でも一度に食欲を失ってしまうことでしょう。
そのように、食べ物の色がきたなければ、せっかく形よくおいしく作っても、効果はあまり期待できなくなるのです。
赤系統の色は食べ物をおいしく見せる効果があると言われています。
たらこやソーセージなどの赤い着色料のことがよく問題になりますが、これも赤系統の色に一定の効果があることを示しています。
あるいは、子供たちがデコレーションケーキにピンクの花がのっているのが気に入ったり、チキンライスのケチャップの色などを好むのも、これらの色がおいしさをプラスするからです。
果物屋の店頭に果物を並べるとき、りんごやいちご、オレンジなど、赤系統のものを前面に出すようにしないと売れゆきが落ちると言われています。
オレンジ色や黄色などは、あたたかみのある色ですから、テーブルセンターなどに利用してみてはいかがでしょう。
逆に、紫や黄緑系統の色はよくありません。
紫というとぶどうを連想しますが、本物のぶどうの色はむしろ赤に近い色です。
黄緑は、緑の葉を長く加熱しすぎたときの色とか、果物の未熟な色なので、それらを連想させて食欲をなくしてしまうのかもしれません。
明るいきれいな緑はおいしさを増す色です。
この緑の中に赤い色や黄色などが混ざっていれば、赤や黄色が単独であるよりも、ずっと目立って色彩を豊かにしてくれます。
グリーンサラダだけよりも、ゆで卵やラディッシュの輪切り、にんじん、トマト、ハムなどを加えることによっていっそうはなやかさを増し、おいしそうに見えます。
このようにして彩りを豊富にすることは、栄養的にいっても多様な栄養素が加えられることになるので、バランスがよくなることにもなるのです。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:健康・美しくなる為の食事
トラックバック(0)
http://www.loan-me.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/5794

