魚の栄養素
魚には種類が多く、それぞれに独特の持ち味があります。
旬の新鮮なものはたいへんおいしく、肉よりもバラエティに富み、日常食べるタンパク質食品として貴重なものです。
魚の栄養価は、肉類とほとんど同じです。タンパク質のアミノ酸組成も肉類と変わりません。
肉がきらいな人は魚を食べれば栄養的にはなんら差し支えありません。
魚に含まれる脂肪の量は、その種類や部位、季節などによって大きな差があります。
同じ魚でも、背肉の部分はタンパク質が多くて脂肪は少ないのですが、腹肉は脂肪が多くなります。
また、脂肪は一般に夏は少なく、秋から冬、産卵期の前は特に多くなります。
魚の脂肪は不飽和脂肪酸を含む脂肪なので、牛や豚などの飽和脂肪酸を含む脂肪のよぅに、血中コレステロール値を上げるような働きはありません。
脂肪の多いマグロのとろなど、たいへんよい食品です。
小魚は、頭や骨もいっしょに食べられるので、カルシウム源としてたいへんよい食品です。
最近は、カルシウム不足によるいろいろな疾病があらわれています。
子供の骨折やお年寄りの骨粗髭症などが多発しています。
ワカサギや小アジの南蛮漬け、しらす干し、ごまめなどいつも食卓にのせたいものです。
魚の加工品である、かまぼこ、ちくわ、はんぺん、さつま揚げなどは、デンプンを多く使用しているためにカロリーは高いのですが、タンパク質の含有率は少なくなっています。
そのため、これらはタンパク質食品としてはあまり期待できません。
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